これから起業する人や税理士になろうという人は、税理士事務所ってどんなところなのか、わからないと思います。
税理士という仕事を具体的にわかりやすく説明したいと思います。
個人名が付いた税理士事務所や税理士法人〇×△といった看板をよく目にすると思います。
個人名の税理士事務所は個人事業主として開業している税理士です。
そして、税理士法人〇×△というのは税理士が集まって法人化した事務所です。具体的な仕事面ではほぼ一緒です。
どんな仕事をしているかといいますと、個人事業主様や法人様などの日々の会計記帳代行
(簿記で処理を行うものです)や正確に記帳されているかのチェック、税務チェック、毎月の試算表作成、
年度末には決算書作成が一番多い仕事内容です。
そしてみなさんご存じのとおり確定申告!
一年に1回、税務署へ提出する書類作成や節税に関するアドバイスを行うものです。
その他には、資産をお持ちの人が亡くなった際に作成する相続申告書作成や
生前贈与などの贈与申告書作成などがあります。
また、税金以外のお仕事もあります。
それは毎月の試算表の結果を通して、または決算書を見て、銀行などからの融資アドバイスをすることや
事業計画書などの作成があります。
会社の決算書って本当に数字ばかりで、とても難しく思いますよね?
税理士は、お客様の経営実績を言葉で説明することもお仕事としています。
たくさんお仕事があるのですが、特に税理士って法律家とも言われています。それは税金の法律家です。
税金の法律ってたくさんあって、法人税、所得税、消費税、固定資産税、相続税などたくさんの税金が
ありますがそれぞれ法律が個々にあります。
それに従って税金計算や法律相談を受けることが主なお仕事になります。
お客様の経営や税金の一番近くにいる専門家が税理士という資格、お仕事です。