税理士試験12 通信教育

税理士試験などの難関資格ともなると、資格予備校の通学講座や通信教育などを検討される受験生が大半だと思います。中には完全な独学で税理士試験に臨む方もいらっしゃいますが、そういった方はごく一部なのではないでしょうか?

 

税理士試験の場合、受験生の多くは仕事をしながら税理士試験に向けた勉強をし、受験されます。そのため、仕事によっては通学講座に通うことが出来ず、通信教育で学習されている方はたくさんいます。また、「金銭的な面で通信教育を選んだ」というケースもあるかもしれません。いずれにせよ、最近は資格取得のための通信教育はかなり一般的になってきており、税理士試験においてもそれは例外ではないと言えます。

さて、“自分のペースで勉強できる”、“通学よりも安い”など、メリットたくさんの通信教育ですが、実際に税理士試験の合格を勝ち取るためにはどんな活用法を実践していけばよいのでしょうか?

 

第一に、“自分のペースで取り組める”という利点を活かし、一週間の生活サイクルの中に通信教育に取り組む時間を組み込んでしまうことです。その際、仕事のスケジュールは最低限のものにして、まずは優先的に通信教育にあてる時間を決めてしまうのがポイントです。よく「仕事は後回しなんて考えられない!」という方がいらっしゃいますが、そうすると税理士試験合格はいつまで経ってもあなたのもとに近づいてきません。かの有名な勝間和代氏の名言に『手帳には仕事のアポより先に、自己投資の時間を書き込む』という言葉がありますが、そうしていかないと自己投資の夢は「いつか」で終わってしまうのです。「今の仕事が何よりも大切で、税理士試験合格は二の次」というのであれば、あまり合格を意識せずにゆっくりと取り組むのも良いかもしれません。しかしながら、真に税理士試験に合格したいと思うのであれば、数年間は受験を最優先に考えるくらいの覚悟が必要ですし、そう心がけておかなければ通信教育にしっかり取り組むことは出来ないと思います。

 

また、通信教育では何より“モチベーション維持を意識する”ことが重要になってきます。通学講座の場合、自分の周りにはどうしても他の受験生が並ぶことになりますから、刺激を受けることもあるでしょう。しかし、通信教育の場合にはそういった外的な刺激に触れる機会があまりありません。「絶対に税理士になるぞ」、「税理士試験に合格するまで頑張るぞ」という強い気持ちが、より一層必要になってくるのです。必要に応じて、短期のスクーリングや模擬試験に積極的に参加してみるのも、モチベーションアップに効果的かもしれませんね。

 

通信教育の宣伝では、“忙しいあなたにも出来る”、“自分のペースで取り組める”というフレーズがメリットとして挙げられます。しかしながら、それらは裏を返せば“こなせるかどうかは、自分自身のやる気とモチベーションに委ねられている”ということにもなります。通信教育を利用される方は、そのあたりをしっかりと心得ておくと良いでしょう。

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