資格予備校で税理士試験の勉強をされていた方は、最終合格すると、様々な団体で実施される合格祝賀会に参加することが出来るようになります。
合格者の中には、「祝賀会なんて出席しなくても」「予備校に通っていたけれど知り合いもいないし、気まずいだけなのでは?」という方もいるようですが、こういった理由で出席を見送るのは非常に残念なことです。
税理士試験の合格祝賀会とは、その名の通り「合格を祝う」「喜びを分かち合う」という意味合いももちろんありますが、それ以上に今後の税理士としての「人脈作り」の第一歩となるのです。会を通して知り合った先輩税理士や同期となる仲間との情報交換は、この先必ず役に立つもの。おそらく、税理士としてひとり立ちをしたときに、身にしみてこうした仲間の素晴らしさを感じるようになると思います。普段の生活ではなかなか実現しない出会いが、祝賀会には待っているのです。
予備校の催しの中には、5科目すべての合格を祝うものだけではなく、一部科目合格者対象の「科目合格祝賀会」というのもあります。一つひとつをステップアップしていく喜びを、同じ目標を掲げる仲間と分かち合うことは、税理士資格取得に向けたモチベーションアップにつながりそうです。