税理士の税務調査事例集/売上割引

【設例】

売上割引を売上と同時に計上した。


【解説】

売上については返品、値引、割引、割戻がそれぞれどのようなものであるかを頭の中で整理して、

どのタイミングで計上すべきであるのかを把握しましょう。

(言い訳ですが税理士の私自身も勉強してからずいぶん経ちますので時々ごっちゃになります)。

返品、値引は言葉通りですが、売上割引とは何でしょうか?

売上割引とは、売掛金を支払期日より前に支払うことで、一種の利息分を売掛金から差し引くことです。

利息ですから、当然いつ支払うかによってその金額は確定します。

したがって売上割引を費用として計上する正しいタイミングは決済日(入金日)ということになります。

売上と同時に計上した場合(特にその決済日が期末をまたぐ場合)は税務調査で問題となりますので気をつけましょう。

もう一つ、売上割戻というものがあります。

これは取引当初から、一定量の取引をした場合には定率、または定額で一定の金額を差し引くものです。

これは売上と同時に計上することが可能となります。


【税理士からのワンポイントアドバイス】

売上割引については決済日で計上、売上割戻は売上日と同時に計上してOKです。

 

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