税理士試験21 予備校の学費

すでにご紹介したとおり、税理士試験対策には合格までのプランによって様々なカリキュラムがあります。そのため、ひと口に“予備校の学費”と言っても単純にくくれるものではなく、あらゆるケースが想定されます。

 

一般的に、初学者が5科目すべてをフルで受講しようとすると50万円近くの学費を想定しなければなりません。この他、税理士のような難関国家資格につきものなのが答錬や模試ですが、こうしたプラスアルファがセットになっていない講座の場合にはその分の学費もかかります。よって、短期合格を目標に完全に対策をしようと思えば60万円程度の出費は不可欠ということになります。

こうして具体的に考えてみると、将来を見据えた投資とはいえ、思わず二の足を踏んでしまいたくなるような、とても大きな金額ですね。

 

しかしながら、学習のやり方やあらゆる制度を活用することにより、学費を安く抑える方法もあります。

1年あたりにかかる費用を少なくしたいのであれば、「単科での受講」を利用することが出来ます。税理士資格取得までの期間は長くなってしまいますが、「少ない科目ずつの受験で着実に目指す」「一度にかかる支出を抑える」という点においては有効だと思います。

加えて、「予備校独自の割引制度を上手に活用する」ことも念頭に置きましょう。

一般的には「早期申込割引」や「再受講割引」、「紹介割引」などがありますが、この他にも他資格の講座を受講していたことで割引対象になる「ダブル受講割引」などオリジナルの割引制度が設定されている学校もあるようです。

また、税理士などの難関資格の場合、「教育訓練給付」の対象講座も数多く見かけますので、受給資格を持っている方であれば積極的に利用されると良いでしょう。

この制度を利用することにより、受講料の20%(上限10万円)が支給されます。

ただし、受講を途中で辞めてしまったり、出席状況や課題に対する評価が基準よりも低かったりする場合には支給されませんので、くれぐれもご注意下さい。

詳細については、ハローワークに問い合わせると教えてもらえます。

 

税理士試験を突破するまでには、ある程度のお金も時間も費やすことになります。

しかしながら、この資格を取得することによって新たな道が開かれるわけですから、投資してきたものは決して無駄にはならないはずです。

学費や時間の捻出を含め、ご自身にも無理なく目指せる方法を、前向きに考えてみましょう。

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