堺みらい通信 2018年8月号
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☆ ★ ☆ ★ 堺みらい通信 2018年8月号 ★ ☆ ★ ☆
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いつもお世話になっております、堺みらい税理士事務所です。 事務所通信の2018年8月号をお届けいたします。
6月18日朝の大阪北部地震、さらに7月6日前後の西日本豪雨による被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
堺市内では、直接的な被害は比較的軽微だったようですが、交通機関については南海本線と南海高野線(含泉北高速)の全線運転見合わせ、それによる市内幹線道路の渋滞という形で大きな影響が出ました。
弊事務所職員も、大半が通勤に南海電鉄を使用していることから、遅刻が相次ぐこととなり、お客様にもご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。 電車が動くということを当然のように考えていた自らの甘さを痛感させられました。
一方で一連の災害は、中小企業における災害対応・危機管理について考えてみる良い機会かもしれません。
※夏季休業のご案内 誠に勝手ながら弊事務所では以下の期間についてお休みをいただきます。 2018年8月13日(月) 〜 2018年8月15日(水) お客様にはご不便をおかけいたしまして誠に申し訳ございません。
┃も┃く┃じ┃ ┗━┗━┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【１】中小企業における災害対応・危機管理 【２】不況に備える習慣づくり 〜借入をどう考えるべきか〜 【３】今月の税金と給料計算…8月・9月はここにご注意下さい ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【１】中小企業における災害対応・危機管理
中小企業において、本格的な危機管理マニュアルを作成することは負担が大きく、あまり現実的ではありません。
まずは、自社にとってどのようなリスクが考えられるのか、また、その場合の初動対応としてやるべきこと・連絡先などを、リストのような形で作成しておくだけで大いに役立つはずです。
例えばリスクとしては、以下のようなものが挙げられます。 ・自然災害(地震、豪雨、酷暑、など) ・人的災害(交通事故、労災事故、失火、など) ・その他(情報漏洩、不良品の発生、深刻なクレームの発生、など)
これらの発生時、初動でどのような対応を行うかは、それぞれの企業に適した方法があるでしょう。 こういった事柄はどうしても後回しにしてしまいがちですが、転ばぬ先の杖、何かが起こる前にぜひ一度考えておきたいものです。
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【２】不況に備える習慣づくり 〜金融機関からの借入に対する姿勢〜
金融機関からの運転資金借入については、平常時と不況期で、それぞれ以下の方針が考えられます。
【平常時】 借入金は数年〜十数年単位の漸減を目指しつつ、定期的な借換え(借増し)を行うことで、突発的な資金繰り難に陥らないよう十分な注意を払いましょう。
【不況期】 売り上げ減少、それに伴う手元資金枯渇により、不況期には多くの企業が一斉に借入、借増しに殺到します。
しかし、この状況での借入にはより慎重であるべきです。 短期的な業績回復が成らず、結果として新規借入れ、借増し分がさらに企業の首を絞めるケースが珍しくありません。
一方、返済猶予の申し出（いわゆるリスケ）には、デメリットもありますが、不況期における企業の当然の選択肢として、こちらも経営者は常に念頭においておきたいものです。
新規借入orリスケのどちらで凌ぐのか、大変重い判断ですが、まずはこの両方を選択肢として意識しておくことがスタートになるでしょう。
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【３】8月・9月の税金と給料計算
○税金 ・個人事業税の第1期分の納付 ・個人住民税(個人納付)の第2期分の納付 ・個人事業者の消費税の中間納税 →以上いずれも8月末日納付期限。 但し消費税の中間納税について、口座振替を利用されている個人事業者は9月27日振替となります。
○給料計算 ・9月分給料から厚生年金保険料率が変更されます。 なお、実際に天引額を変更するのは、原則として10月中に支給する給与からになります。
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◆あとがき
災害と言えば、ニュースでしばしば取り上げられる南海トラフ地震も気がかりですね。 マグニチュード8クラスの地震とそれに伴う津波が、いつか西日本を襲うかもしれません。
ご存知かもしれませんが、堺市では大規模な津波が発生した場合、ＪＲ阪和線より東側の地域への避難を推奨しています。
堺区や西区にお住まいで阪和線と相当の距離がある方は、いざというときに避難できる高層の建物を調べておくと安心でしょう。
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